金融知識

不動産投資の大きな落とし穴

初めに事実からいうと「不動産投資」をしている一般の方はだいたい儲かっていません!

ただ、一部の人達は除きます。

分からない方のためにまず、「不動産投資」についてを説明します。

「不動産投資」って公務員の方には「株式投資」同じく、公務員の唯一できる副業となっています。

ただ、ちゃんと勉強をしたり、不動産好きな人でないと「不動産投資」はかなり難しいです。

なぜなら「不動産投資」も「知識」や「経験(目利き)」が必要だからです。

詳しく話すと長くなるので、やるやらない以前の話を簡単に説明しますね。

そもそも「不動産投資」は初心者はよくにやるやらないの前に考えられるリスクが多過ぎるんですよね。

なので、お金に余裕があり、投資先のリスク分散という点ではよいかもしれませんが、泣けなしのお金で始めるには怖いものになります。

リスク①そもそも始めるために必要な額が大き過ぎる。

不動産投資を始める際、少なくとも数千万円もの融資を受ける方がほとんどだと思います。

まず、「不動産投資」=「数千万円の負債」となります。

もちろん、建物が資産となりますが、その価値はいつ変動するか分かりません。

価格が上がればよいのですが、もし不動産の価値が下がると「数百万円単位」で損してしまう可能性が高いです。

リスク②融資を受けるということがどういうことか。

次に融資を受けるという点ですが、まず、この融資というものはメリットもあり、デメリットもあります。

簡単に融資についても説明すると、融資というのは「あなたの信用度」や「年収に左右される」ものになります。

貸す側の立場になれば分かるのですが、年収が高く、信用が高い(支払いに遅れたりしていないか)人に多くお金を貸してくれます。

だいたい年収の8倍まではローンを組めると言われていますので、年収500万円の方で金融機関の最大融資可能額がだいたい4000万円くらいです。

言い換えると、基本的には年収500万円のは4000万円以上は基本的には借りることができないということです。

一般的融資を使うとなるとマイホームや車をローン(融資)で購入される方がほとんどですね。

例えば、不動産投資で2000万円の中古マンションを買ったとします。ただでさえ借りられる額が4000万円という限度があるのに、そこで2000万円の中古マンションを購入したことで、残りの組めるローンは単純にいうと2000万円になる訳ですね。

金融機関によっては不動産投資のローンはカウントせず、新たにマイホームローンを組めることもありますが、返すのが大変になってしまうので借りにくくなってしまうことも事実です。

なので、仮に不動産をもっていたとすれば今後、金融機関から融資を受けられるお金は単純計算すると残り2000万円になります。

もちろん年収が上がればその額も変わりますが、そんなすぐに給料が上がりませんよね?

そんな状況で、将来的に結婚して一軒家がほしい、子どものことを考えて一軒家を持ちたい。マンションを購入したいと思っていても、2000万円までしか融資を受けることができない可能性が高いです。

その他にも、今後生活の中で一時的に出費が増えてしまい、生活費として融資を受けたいと思っても、影響してしまう可能性があります。

それを考えるといきなりそんな大金を注ぎ込むというこれもまた勇気が要りますよね。

リスク③「不動産投資」=「家賃収入」ではない。

「不動産投資」=「家賃収入」みたいなイメージがありますが、

例えば2000万円の物件を30年ローンで買った場合、ローンを払い終わるまでは、「家賃収入」としては見込めません。

そもそも「家賃収入」とは「不動産」のローンが終わった時、初めて大きな「不労所得」として期待できる訳ですね。

なのでローンが残っている間は入居者が購入者のローンを「家賃」として払ってくれている訳ですね。

なので、そのローンが終わるまでは大きな「家賃収入」「不労所得」は見込めない訳です。

しかも、繰り上げ返済をしていかないと返済が平均30年以上かかる上に、ずっと自分が買った不動産に入居者がいて、「家賃」という名のローンを払い続けてもらわないといけません。

30年空室がないということがあると思いますか?

物件によっては不可能ではないと思いますが、素人がそんな物件を探し当てることができると思いますか?

多分、業者のオススメの物件を購入するのがオチだと思います。

まだまだ不動産投資の一部分しかお話していませんが、こんなに言われると「不動産投資」ってちょっと怖くなってきますよね。

なので、「不動産投資」はハイリスクなため、投資資金に余裕がない初心者にはオススメできません。

では、儲かっている人達は何で儲かっているの?と思いますよね。

実際、自分もかなり気になっていました。

その結果、10社以上の不動産会社へ行ったり、不動産関係に詳しい人に会ったりしてたくさんの情報を集めました。

途中営業マンの巧みな営業に買いそうになりましたが危ない危ない。笑

そんな私が辿りついた結論は

「不動産投資で儲かるか儲からないかは購入する相手によるです。」

なぜなら一般的な不動産業者は単純に手数料がべらぼうに高いんですね。笑

新築物件を買おうものなら物件にもよりますが、400万円くらい上乗せされていることもざらにあります。

この時点で既に損する割合が上がってしまう訳です。

中古不動産を専門に販売している業者なら新築不動産のことを普通に教えてくれますよ。笑

じゃあ、中古にすればよい?それも危ない。笑

どうすればいいの!?

繰り返しますが、大切なことは「不動産を買う相手」です。

中にはすごく良心的に根掘り、葉掘り色々教えてくれる会社、業者もありました。

その会社であれば限りなくよい物件も紹介してくれます。

そんな会社は最初から利益のでなさそうな物件は取り扱わないんですね。

だって、利益の出ない物件を会社が保有するのもリスクなので。

ただ、大手企業であれば多少利益の出ない物件であってもそのブランドイメージで売ることができてしまいます。

なのでお気をつけ下さい。

長くなりましたが、今回のお話では不動産投資って儲かるの?

まとめると「購入する相手によっては儲かる」という結論です。

ではでは٩( ‘ω’ )و