①副業に制限がある職種、会社が被る不利益
②安心して老後を迎えるには将来いくらの貯蓄が必要なのか
③副業を制限されている人が貯蓄する方法
副業に制限がある職種、会社が不利益を被る理由
でも、副業を制限されている人達は外部の情報に疎いことが多くて、その変化や最新の情報を得にくい環境にいるんだよ。
情報が得られないことでどうなるかを詳しく説明していくね!
題名通り、これからの社会、副業に制限がある職種、会社は今まで通りに生活していると30年後生活困難者になる可能性が高いです。
なぜ副業ができないだけでそうなるの?と思う方もいるかもしれませんが、その理由は簡単です。
「将来年金がもらえない、もしくは減る可能性が限りなく高い」ことによって「十分な貯蓄のないままに老後を迎えてしまう」可能性が高い
からです。
これは周知の事実だと思います。
安倍首相が95歳まで不自由なく生きるには夫婦で最低でも2000万の貯蓄が必要という発表をしました。
この発表が物議を醸し出していますが、
この発表は副業や貯蓄をさせる風潮にさらに拍車をかけ、世の中の流れとしては
「年金があてにできなくなった今、将来のために何かしなければ」
という風潮になっているのは日々の生活の中でも感じられることと思います。
しかし、この発表は説明不十分なことがあります。
それは社会が「このままの物価」だった時の最低2000万円です。
つまり、現時点で最低2000万円なんです。
どういうことかというと30年後も今の日本と同じような物価や社会状況で老後を迎えると最低2000万円ですよ」ということです。
ということは、
10年後にいくらの貯蓄が必要なのかを予測した上での話ではない
んですね。
未来なんて分からないからしょうがないじゃんとも思うのですが、
これだけ社会が10年単位で劇的な変化を遂げている中、この先が現在と同じ状況なんてほぼありえないです。
なので「未来のことだから自分には関係ない」そう思っていては必ず痛い目を見るハメになります。
なぜ痛い目をみてしまうのか…
それは
日本の物価が10年単位で平均20%上昇し続けているから
です。
振り返ると分かるんですが、簡単に言うと10年前は100円で買えていたものが現在は120円になっているということです。
自動販売機のジュースがいい例ですね。
ちょっと古いデータですが、分かりやすい例としてこんな感じで物価は上昇し続けています。
そもそも物価はいつから上がっているのか。
結論から言うと1947年から物価は上昇しているんですね。
↑これは総務省が発表しているものです。
上記の内容から読み取り、予想すると今後も10年で20%かどうかは分からないにしても確実に今後も物価は上がっていく可能性が限りなく高いということです。
ということは今までは本業のみの貯蓄や退職金などでなんとか老後の人生を送ることができていたのですが、
給料は上がらない、でも物価は上がっているというこの状態が続いていくと、
必然的に老後の資金が足らなくなることが予想できるわけです。
なので、副業に制限がある職種、会社は収入を増やすための「副業」という大きな選択肢が制限されている訳ですので、
今はよくても長い目で見ると大きな不利益を被る訳です。
安心して老後を迎えるには将来いくらの貯蓄が必要なのか
じゃあ、いくら必要なの?
それもふまえて具体的な数字で説明していくね!
では仮に想定として20%で物価が上昇し続けた場合に老後に最低必要なお金を想定してみます。
2020年に老後に必要な貯蓄が2000万円だと仮定し、10年毎に計算すると
2030年には2000万円の20%で2400万円必要。
2040年には2400万円の20%で2880万円必要。
2050年には2880万円の20%で3456万円必要になります。
ということは
現在30歳の方は30年後は3456万円の貯蓄がなくては、生涯どんな状況にあろうと何歳になろうとお金に困り、働くことで体を酷使し続けること確定
です。笑
つまり、安心して老後を迎えたいのであれば
30年以内で約3500万円作らないといけない
わけです。
単純計算すると年間で116万円、月にすると約10万円の貯蓄をし続けていかなくてはいけません。
これって結構、ハードじゃないですか?笑
ちなみに年収600万円の方の平均月貯蓄額が約10万円だというデータがあります。
年収600万円以下の方が月10万円貯蓄するこもとも不可能ではないと思いますが、
切り詰めて、切り詰めて、それでも月10万の貯蓄は正直きついですよね。
毎月の収入からなんとか10万円を貯蓄にまわし、切り詰める生活を30年間できますか?
もちろん年収も上がってはいくとは思いますが、今の仕事で年収600万円を超えるのに何年かかりますか?
諸々考えても、ちょっと厳しいですよね。
旅行にも行けない、美味しいものも思うように食べられない。
そんな人生を皆さんはお望みですか?
でも確実にそんな未来が迫ってきているのです。
日本の平均年収は432万円(調べた当時)と言われています。
また、日本で年収600万以上の割合は19.9%です。
700万円〜800万円の割合が4.3%
800万円〜900万円の割合が2.9%
900万円〜1000万円の割合が1.9%
1000万円以上の割合が4.5%
平均的に毎月10万円を貯蓄できるとされている年収600万円以上の方はだいたい5人に1人の計算ですね。
学校でいうなら1クラス30人なら24人は老後厳しい生活になるということです。これってやばくないですか?笑
本業の収入のみで貯蓄しようと思ったら8割の人が老後のお金に困るというデータが数字として出ている
んです。
こんな状況が予測ができるから政府は「とりあえずお金貯めないとヤバイから準備しといてね」と言っている訳です。笑
国民に文句を言われても「だからお金貯めといてって言ったでしょ」と言えるように。笑
これが現実です。
もう自分で何とかするしか道はない訳です。
でも本業の仕事のみの収入だけで月10万円を30年間の貯蓄し、約3500万円を貯めるなんて割の人が難しいのが現実です。
副業を制限されている人が貯蓄額を増やす方法とは?
副業を制限されている人が毎月10万円を貯蓄するにはシンプルに
「本業以外での何かで少なくとも月10万円以上の収入を作る」
または
「支出を減らし、何とかして月10万円を貯蓄をする」
かの2択になります。
具体的な方法としてまとめると
①支出を削減する。
②投資・資産運用をする。
③副業をする。(制限をされていないもので)
④今より年収の高い職業に転職する
上記の4つは上から難易度が低い順で記載しています。
ここで全てを説明すると長くなってしまうのでご興味のある方はこちらの記事を読んでみて下さい。
https://discegauder.net/2020/04/26/recommended/
まとめ
副業を制限されている職種、会社は30年後に生活困難者になる可能性が高いです。
なぜなら、
「将来年金がもらえない、もしくは減る可能性が限りなく高い」ことによって「十分な貯蓄がないままに老後を迎えてしまう可能性が高い」
からです。
老後を安心して迎えるには最低でも30年以内に約3500万円の貯蓄を作る必要があります。
しかし、そんな高額の貯蓄を作ろうと思ったら年収600万円以上ないと厳しいのが現状です。
だから最近、ダブルワーカーと呼ばれる本業のみならず副業に取り組んでいる人がいたり、iDeCo、NISAなど資産運用、投資関連の言葉を耳にすることが多いんですね。
では、副業を制限されている方はどうすればいいのか?
具体的な方法として
①支出を削減する。
②投資・資産運用をする。
③副業をする。(制限をされている範囲内で)
④今より年収の高い職業に転職する。
上記の4つは上から難易度が低い順で記載しています。
これらをふまえた上で毎月10万円の貯蓄を一緒に目指していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではではϵ( ‘Θ’ )϶